2011年3月11日から4年がたちました。
今も動物たちの震災は終わっていません。
彼らのことを忘れずに、助ける道を探し続けましょう。

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【首相官邸/野田総理大臣】
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
TEL.03-3581-0101

【内閣府政策統括官(防災担当)】
TEL:03-5253-2111(大代表)

【環境省】
https://www.env.go.jp/moemail/
動物愛護管理室 TEL:03-3581-3351(内線6429)
FAX:03-3508-9278

【農林水産省】
https://www.contact.maff.go.jp/voice/sogo.html
経営局経営政策課災害総合対策室 TEL:03-3502-6442 FAX:03-3592-7697

【福島県庁 】※被災地だということにご配慮ください
chijikoushitsu@pref.fukushima.jp TEL.024-521-1111(代表)


2011年05月29日

浪江町から二本松へ

放射線量の高い浪江町南津島の酪農農家さんちの乳牛13頭は、19日に無事に二本松に移動したそうです。
ただ、輸送のストレスや畜舎が変わったストレスで、1頭が体長を崩し立てなくなっているそうです。
妊娠中です。
獣医さんに診てもらっているそうですが心配です。

畜舎も以前は一頭ずつ横並びだったのが、移動先は50〜60頭が同じ囲いに入るようなところ(フリーストールというそうです)で、弱い個体は負けてしまって餌も十分食べられないとか。

畜舎でそんなに違ってしまうのですね。
飯舘の酪農家は、移動すると弱ってしまうことも理由のひとつにあげて、全ての農家さんが継続断念
との報道を見ました。
牛はデリケートと聞きます。

今回、畜産についてとても勉強させていただいています。
農家さんは一生懸命世話なさっていますが、畜産動物の福祉はもっと向上させなければと思います。

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何故か妙に色っぽい目つきの牛がいるものです…

posted by JAVAスタッフ at 23:17| 福島現地

2011年05月20日

葛尾→浪江→飯舘

5月14日・15日の土日に福島に行ってきました。

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ヘタリ気味の犬2頭を発見〜
困りつつ餌をあげていたところ飼い主さんが現れてホッ
日曜は暑かったです

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飯舘村には、今、犬猫保護のボランティアさんがたくさん訪れています


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葛尾村では、牛の出荷が相次いでいます
トラックに乗るのをみんな嫌がります。そりゃそうですね…

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浪江町の乳牛たち
移動禁止と言われた時もあり農家さんも頭を抱えていましたが、どうやら移動先が決まりそうとのこと
良かった! ほんとうに! また確認します

posted by JAVAスタッフ at 10:00| 福島現地

2011年04月30日

南相馬市役所

29日には仮設富岡町役場に続いて、南相馬市の役所に行ってきました。
郡山市から南相馬市までは山を越えるため、地図で見るよりたどり着くのが大変です。
今は地震の影響で道路が割れていたり、20キロ圏内に入る道路に続く道は、その手前で通行止めになっていたりして、回り道を余儀なくされます。
しかも私のように運転が下手ですと、たっぷり2時間はかかるのです。

南相馬市役所に着いたのは、まもなく業務も終了となろうとしている時でしたが、農林水産課のおふたりにお話を伺うことが出来ました。
その後も会議があるという折、ありがとうございました。

・25日の家畜殺処分の報道については、発表される1時間前に県から連絡があった。殺処分については間違いだと説明された。
・市は県と畜産農家の間に立たされて困ることが多い。
・20キロ圏内の家畜は6割は死亡したとみられる(市の職員の方も調査で入っているそうです)
・市内の109頭の馬は、20頭はすでに圏外に出ている。馬は相馬野馬追に出るぐらいなのでペットの感覚で飼われている。
・畜産農家は先が見えないことに不安、いかり。先に補償の話がなければ、殺処分するかどうかの話なんて出来ない。補償について一頭一律なのか、今までの投資や再起業の費用も含まれるのかといった具体的なことを決めて欲しい。
・避難して連絡のつかない人いる。
・畜産農家の希望は、餌やりを続けるための立ち入り許可、または安楽死に分かれると思う。
・政府には、農家の判断を尊重した対応をとってほしいとの要請書を出したが、(災害対策本部などには何か連連絡があったかもしれないが)現場のところまでは回答が来ていない。
・家畜の処遇については、他の市町村との足並みを揃える必要もある。
・国が責任をもって指示してほしい

4月21日に、農水省が評価額全額の補償請求を認める方針との報道がされましたが? と伺うとその後具体的な指示はないとのことでした。農協系列の共済保険はおりると思われます。

富岡町と同じように、南相馬市も行き詰っていて、県や国から今後どうするのかの指示指導がほしいとのことでした。
職員の方はどちらかというと畜産農家の立場で考えている、とおっしゃっていました。
20キロ圏外にも動物たちはいるわけですが、餌自体も不足気味とのことでした。ちょうどこちらに来る前に農家の方からいただいていた子牛用飼料を積んでいましたので、たった1袋ですがもらっていただきました。

posted by JAVAスタッフ at 12:00| 福島現地

避難所・ビッグパレットふくしま

富岡町の職員の方とお話した後、避難所にいる動物たちを探してみました。
動物病院や個人の方が預かり協力を、動物保護団体が預かっている動物の情報を、それぞれ張り紙をして避難所の方々にお知らせしています。

施設内には動物は入れないとのことで、まずは駐車場へ行ってみました。
車の中で2頭の犬と過ごしている方とお話させていただきました。
犬の居場所にはやはり困っているものの、フードについてはこの辺はお店があるので足りているとのことでした。7月には仮設住宅に移れると言われているそうです。

動物専用のテントがあると聞き、そちらも見てみました。
布で覆われていて、飼い主さん以外の立ち入りは禁止になっていました。
中から数匹の犬の吠え声が聞こえ、動物たちは大分ストレスがたまっているように思えました。

皆さん、本当に大変な思いをされています。
私たちには、避難中も動物と飼い主さんが一緒に居られる環境作りのお手伝いをすることが求められています。

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大きな施設のビッグパレットふくしま



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自衛隊の方々が、避難所で生活している方々のために太鼓パフォーマンスを披露



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たくさんの方々が、動物と飼い主さんをフォローしています
それでもきっとまだまだなんです

posted by JAVAスタッフ at 11:00| 福島現地

富岡町役場

原発20キロ圏内に入っている双葉郡の富岡町と川内村は、郡山市のビッグパレットふくしま(大きな複合コンベンション施設です)の中に役場の機能と災害対策本部、そして住民の皆さまの避難所を設けています。
災害対策本部の入り口には「畜産農家の皆様へ」という張り紙がされていました。
25日の報道にあった「警戒区域内の家畜の処分」は誤報であり当面実施予定はない、実施前には必ずお知らせする、という内容のものでした。

富岡町の産業振興課長と農林水産係長にお話を伺いました。
・25日の報道は市町村への連絡なく出されたので非常に驚いた、川内村の方も怒っていた。
・報道を見た飼い主からの問い合わせがあり、「畜産農家の皆様へ」の張り紙をした。
・県からは調査結果の報告もない、飼い主に確認するようにといった具体的な指示もない。
・ここビックパレットふくしまは県内最大の避難所で、これまで菅総理や政治家の訪問もあり、その都度町からの国への要望は伝えている。
・自宅に帰れないことについて町民の不安は深い。一時帰宅の際には家畜の惨状を見てショックを受ける人もいるのではないか、と心配している。
・家畜はペットと違って経済動物ではあるが、飼い主の方はかわいがっている人も多い。
・放してきた人や、警戒区域になる前まで避難所から通って世話をしている方もいたが、スクリーニングを受けずに避難所を出入りすることには、周りの方に対して問題があった。

今後どうすべきかについては、飼い主に意見を聞いて、国なり県なりからの指示がほしいとのことでした。
お忙しい中、本当にありがとうございました。

今回訪問して、役場の方も住民の方も非常に人口密度が高く、換気の行き届かないところでのお仕事や生活をされていて、本当に疲弊されていると改めて思いました。
同様に福島県の機能も混乱していると言えるのではないでしょうか?
だからもっともっと国に、政府に動いてほしい。

私たちが出来ることは、被災された方の声を聞き、それを政府に伝えて動かすことだと思います。
どうぞこの状況を放置しないよう声を上げ続けてください。

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福島の県議会議員の方が、震災後の町の様子をポスターにして貼ってありました。
上と下はその写真です。その中には牛の写真も。
これらを見ていたおばあちゃんが
「わたしは牛を飼っていないけど涙がでる」とおっしゃっていました。

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posted by JAVAスタッフ at 10:27| 福島現地