2011年3月11日から4年がたちました。
今も動物たちの震災は終わっていません。
彼らのことを忘れずに、助ける道を探し続けましょう。

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【首相官邸/野田総理大臣】
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
TEL.03-3581-0101

【内閣府政策統括官(防災担当)】
TEL:03-5253-2111(大代表)

【環境省】
https://www.env.go.jp/moemail/
動物愛護管理室 TEL:03-3581-3351(内線6429)
FAX:03-3508-9278

【農林水産省】
https://www.contact.maff.go.jp/voice/sogo.html
経営局経営政策課災害総合対策室 TEL:03-3502-6442 FAX:03-3592-7697

【福島県庁 】※被災地だということにご配慮ください
chijikoushitsu@pref.fukushima.jp TEL.024-521-1111(代表)


2012年04月18日

4/16動物愛護部会A被災ペット対応

引き続き、環境省の動物愛護部会の報告です。

「東日本大震災・被災ペット対応について」という資料が配布されました。
この日の議事録は、配布資料と共に環境省のホームページに掲載されますが、先にいくつか抜粋して掲載します。

<保護活動>
行政による活動
  ・4/28〜5/2    犬27頭 猫2頭
  ・5/10〜8/26   犬300頭 猫191頭
  ・8/31〜2/29   犬88頭 猫35頭
  ・3/1〜3/19    犬13頭 猫93頭
 
 合計保護頭数     犬428頭 猫321頭 
  内 飼い主への返還 犬135頭 猫128頭  
    里親への譲渡  犬104頭 猫17頭 

行政からの要請に応えた民間団体による活動
  ・12/5〜12/27  犬34頭 猫298頭

一時帰宅時の住民自身による持ち出し
  ・1/29〜4/12  犬2頭 猫6頭

<福島県シェルター収容状況(4月12日現在)>
●第1シェルター 犬85頭 猫88頭
●第2シェルター 犬86頭 猫44頭

<今後の予定>
・引き続き、警戒区域内における被災ペットの保護活動を実施。
・保護したペットを収容するための臨時シェルターを三春シェルターの敷地内に設置し、専門スタッフによる適切な飼育管理を行う。
・飼い主への返還、新しい飼い主への譲渡を推進するため、内部被ばく量調査や不妊去勢措置を実施。

東日本大震災・被災ペット対応について(pdfファイル)

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三春の第2シェルターで購入したバッジ
1個200円で、売り上げは福島県動物救護本部の支援になるそうです


posted by JAVAスタッフ at 14:22| 犬猫、家庭動物

2012年04月17日

4/16動物愛護部会@警戒区域の牛の処分・捕獲状況

昨日4月16日に環境省の動物愛護部会が行われました。

その中で震災対応の報告もあり、畜産動物については4月5日に出された「新たな避難指示区域設定後の家畜の取扱いについて」等に関する説明が、農林水産省畜産振興課よりされました。

配布された資料に「牛の月別安楽死処分・捕獲実施状況(4月9日現在)」というものがあり、2011年5月から2012年4月までの頭数表がありました。

そこから合計数を抜粋しました。
●安楽死処分頭数839頭
●捕獲頭数(畜主による管理牛を含む)731頭

牛の月別安楽死処分・捕獲実施状況(pdfファイル)

現在放たれている数は計算上では230頭程ですが、震災後に生まれている牛がいるのでもっと多いと推測しているそうです。

また、研究利用については口頭で報告されました。
●東京大学 豚約30頭
●北里大学 牛30頭
●東北大学加齢医学研究所 牛150頭

会場では聞き取れない部分もあったため、改めて農林水産省に問い合わせをしました。

・他の畜産動物についての表はない。豚は3,100〜3,200頭を処分している。
・東北大学の研究は、行政が安楽死処分した牛の死体を利用。
・北里大学については3月で終えたと思われるが、こちらも最終的には安楽死させて解剖している。
・研究利用も行政の処分も、指針に沿った3段階の安楽死を実行している。

posted by JAVAスタッフ at 15:46| 牛豚・畜産動物

2012年04月16日

4.22警戒区域内どうぶつ慰霊祭

東日本大震災から、1年と1ヶ月が過ぎました。

そして、もうすぐ迎える4月22日は、福島原発20km圏内が「警戒区域」とされ、立ち入り禁止になった日です。
原発事故から1ヶ月以上経っていたのに、動物たちは救出されるどころか、この日、完全に置き去りにされたのです。



昨年5月東京にて「警戒区域の動物達を見捨てないデモ行進」を企画実行され、自ら警戒区域内での犬猫救出活動を行い、太田康介さんの写真展を各地で行っているスゴイ方、ささきさんが 『4.22警戒区域内どうぶつ慰霊祭』を企画されました。

立入制限から一年。
奪われたいのちに哀悼を捧げ、いまだ残された命を諦めないため、ともに祈りましょう。
(「警戒区域内どうぶつ慰霊祭」さんより)


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写真は「警戒区域内どうぶつ慰霊祭」さんより転載


皆さまどうぞ、現地慰霊祭へのご参加、もしくは14:46にその場での黙祷をお願いいたします。
詳細は、以下のサイトをご覧ください。

 警戒区域内どうぶつ慰霊祭
 http://blog.livedoor.jp/f20km0422/

 ●福島県・南相馬市「岩屋寺」
   14:00〜
 ●東京・上野公園「野外ステージ」
   13:30 〜
posted by JAVAスタッフ at 13:10| 日記

2012年04月09日

福島県第2シェルターに行ってきました

三春に昨年11月にできた福島県第2シェルターにて、ボランティアをしてきました。

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左:道路から見る建物 右:散歩はここでグルグルと


ここには、3月11日時点で犬97頭、猫47頭がいるとのこと。(※福島県動物救護本部のサイトより)
ほとんどは飼い主さんが判明していて預かっている状態だと、この日職員の方から伺いました。

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私が行った週末のボランティア状況は、正確ではないですが、福島市など地元の方が2名、他県から6名という感じでした。
飯野の第1シェルターに比べると、1頭ずつの居住スペースが広く、犬や猫たちのストレスは軽減されていると思います。
その分、掃除は第1よりやや大変です。
清掃や消毒の管理も行き届いていて、室内の臭いはそれほど強くありませんでした。

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個室が一杯のため、何頭かはケージ住まい


ここで思いがけない再会が!

昨年11月に第1シェルターで見た犬に、また会ったのです。
この犬の顔は一度見たら、誰も忘れないでしょう!

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2011年11月 第1シェルター飯野


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2012年3月 第2シェルター三春


今回は、散歩も一緒にしたので感激でした。
この犬は、飼い主さんが譲渡を希望されているとのことです。
雄犬で散歩はやや引っぱりますが、収容当初より大分落ち着いたそうです。

犬の約10頭程度が、現在里親さんを待っています。
福島まで行かなければなりませんが、犬を飼いたいと思っている方がいたら、どうぞご検討をお願いします。
詳細は、福島県動物救護本部までお問い合わせください。

【福島県動物救護本部】
http://www.pref.fukushima.jp/eisei/saigai/kyuugoindex.htm

<事務局>
福島県保健福祉部食品生活衛生課内
〒960-8670 福島市杉妻町2-16
TEL:024-521-7245 

里親さん、ボランティアさん、義援金を引き続き募集しています。
ご協力をお願いします!

●里親
 http://www.pref.fukushima.jp/eisei/saigai/sato/framepage1.htm
●動物ボランティア
 http://www.pref.fukushima.jp/eisei/saigai/volunteer/volunteer.htm
●義援金
 http://www.pref.fukushima.jp/eisei/saigai/volunteer/contributions.htm
●支援物資
http://www.pref.fukushima.jp/eisei/saigai/volunteer/supplies.htm

posted by JAVAスタッフ at 17:08| 福島現地

5頭のダチョウ

3月下旬、ダチョウ専用飼料を持って、ダチョウ園を訪ねてきました。



この時には5頭のダチョウがいました。
脱走して捕獲された後は、2つの柵に入れられています。

餌はドッグフードが置かれていましたが、ダチョウ専用の飼料をあげるとよく食べてくれました。
  
  手前のお粉が飼料です。
  ドッグフードも食べると思いますが、ダチョウは雑食と言えど鳥です。
  ドッグフードだけでは良くないでしょう。
  ちなみに、生息地はサバンナなので水分摂取は少なくても耐えられるそうです。

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世話は、飼い主さんが人に頼んでいる、と農林水産省で聞いていましたが、行き届いているとは思えません。

もしも寄れる方がいましたら、袋に入っているお粉みたいな飼料を餌箱に入れてあげてください。
餌袋を置いてきました。
水は、檻の手前の小川のようなところから運んでバケツにいれます。

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飼料はこういう袋に入っています


2月には6頭いましたが、5頭になっていて1頭の行方が気になります。
農林水産省に聞いてみたところ、5頭に減っていること自体知りませんでした。
飼い主さんがいて、管理は飼い主さんがなさっているので、知らなくても仕方ありませんね。

飼い主さんとは連絡がとれるようなので、また聞いてみたいと思います。

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私のコートのフチのアクリル毛糸を夢中でつついていました


posted by JAVAスタッフ at 13:05| 福島現地

2012年04月08日

追悼プロジェクトに参加して

3月のことですが、川内村で頑張るアニマルフォレストさん主催の「3.11東日本大震災追悼プロジェクト〜memorial mum〜」に参加させていただき、お花を供えてきました。

いまも、まだ朽ち果てていない死骸や、骨や毛となった死骸が残っていて、これまでのことが夢ではなかったことがわかります。
どうぞこの現状に改めて目を向けてください。


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犬です

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和牛です

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小屋の中にいた牛の多くが、外に顔を向けて死んでいました


posted by JAVAスタッフ at 23:53| 福島現地

2012年04月04日

家畜のアニマルウェルフェア(福祉)

今回の楢葉町、浪江町にて囲い込まれた牛の状態は、家畜の福祉から見るとどのようなことが言えるのか。
家畜福祉学を研究されている東北大学大学院教授・農学博士の佐藤衆介先生に、写真を見ていただき、見解をお伺いしました。

先生のコメントを公開する許可をいただきましたので、ここに転載いたします。

運動場が汚泥化している中で、死体と同居している牛群をみると、ウシの福祉レベルは阻害されている可能性があります。
農林水産省の委託を受けて昨年度作成された「アニマルウェルフェアの考え方に対応した肉用牛の飼養管理指針」では、「 緊急時の対応」として「農場における火災や浸水、停電、道路事情による飼料供給の途絶等の緊急事態に対応し、牛の健康や飼養環境に悪影響を及ぼすことを防止するため、各農場においては、危機管理マニュアル等を作成し、これについて管理者及び飼養者が習熟する」ことが推奨されています。
警戒区域ということで、各農場の自助努力が否定されている現在、この条項を守る責任は、農林水産省にあると思われます。
農林水産省には、餌や水が要求量に沿って給与されているのかを確認し、さらに獣医師を派遣して健康診断を行うことを直ちに要請すべきです。問題があれば、給餌・給水の適正化、汚泥化等の防止のための環境改善、寒冷環境に対する庇陰施設の整備を直ちに実行してもらうことを要請すべきと考えます。

東北大学大学院農学研究科 佐藤衆介

貴重なアドバイスも含まれており、これを参考に、行政への要請を行なっていきたいと思います。
皆さまも、どうぞ参考にして、国や県、または市町村に救出の要望をしてください。




【アニマルウェルフェアの考え方に対応した家畜の飼養管理指針】

欧米でアニマルウェルフェアのガイドラインが作られている流れを受けて、農林水産省が「社団法人 畜産技術協会」に委託して、平成19年度より検討会を設け、乳用牛・肉用牛・豚・採卵鶏・ブロイラー・馬、の畜種ごとに飼養管理をまとめたもの。

1960年代の英国において、家畜の福祉の基本として「5つの自由(5Freedoms)」が定められました。

 1.飢えと渇きからの自由
 2.苦痛、傷害、疾病からの自由
 3.恐怖や抑圧からの自由
 4.不快からの自由
 5.正常な行動ができる自由

この考え方が、今では国際的に全ての動物に対する福祉の指標となっています。

日本の「家畜の飼養管理指針」の中では、アニマルウェルフェアを「家畜の快適性に配慮した飼養管理」と定義しています。
しかし、純粋な動物福祉というよりは、『安全な畜産物の生産』『生産性の向上』を目的としていると思われます。
また、アニマルウェルフェアに『生産者が積極的に取り組むこと』『行政機関が積極的に普及啓発させていくこと』を期待する、と指針の中にありますが、そこが一番重要な点です。
いくらりっぱな指針があっても、実際動物と接する人たちに取り組んでもらわなければ、動物福祉の向上にはなりません。
今回の震災時には、畜産動物に限らず動物の「5つの自由」は全くないがしろにされたわけですが、日頃から全ての人が「動物を大切にする、守る」という意識を持つことの大切さを強く感じます。

「家畜の飼養管理指針」の詳細は、社団法人 畜産技術協会」サイトに掲載されていますので、ぜひ参照してみてください。
http://jlta.lin.gr.jp/report/animalwelfare/index.html


posted by JAVAスタッフ at 23:58| 牛豚・畜産動物